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田舎暮らしの始め方~情報収集&体験が成功のカギ

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地方移住は難しくない。けど簡単でもない。

リタイア後、もしくは今すぐ。

移住を考えている方は多いのではないでしょうか?

移住成功、失敗の分かれ道は何か?について書きたいと思います。

結論から言うと、

 

情報収集のタイミング

移住者みんなで考えたか

 

これにつきます。

「思っていたより交通の便が悪かった」

「思っていたより人づきあいが大変だった」

「思っていたより生活が苦しい(収入減)」

すべては情報収集の不備からくるものです。

家族に反対された。熟年離婚にまで発展してしまった。

これは移住者のコミュニケーション不足。

 

あ、独身で自分だけで移住する!という人はどんどんチャレンジしてみてください!

大丈夫、失敗も人生経験。ダメだったらまた移住すればいいんです。

だからこのブログは見なくて大丈夫。

 

私のように家族がいる中で移住を考えている。

そんな人に参考になればと思い書いています。

何のために移住するのか?

自分はなぜ移住をしたいのか。

理由を考えてみましょう。

あなたはどちらですか?

 

1.今の環境(場所・人間関係)から離れたい。

2.移住先に惚れた。または移住先でやりたいことがある。

 

実は「1」の理由が大きい人は、移住を失敗する可能性が高いんです。

なぜなら、移動が目的で移住が目的ではないから。

「ここじゃないどこかへ」という感じ。

だから移住先の生活にちょっとでも不満があると

「こんなはずじゃなかった・・・」

ってなるんですよね。

で、生活に慣れる前に嫌になってしまう。

 

「2」が理由で移住する人は、もともと好きだったりやりたいことがあったりするので多少の不便や不満は許容できます。

そうして生活するうちに移住先の風土になじみ、人間関係が広がっていく。

気づけば数年、数十年・・・

結果的に満足度の高い移住となります。

 

僕が網走を移住先に決めたのは2の「網走に惚れたから」。

実は北海道で就職した私。

釧路、網走、紋別で何年か暮らしていました。

しかし、網走での生活が一番楽しかったのです。

流氷をはじめとする自然環境の豊かさ。

一次産業が盛んなため海産物も農作物も安くて新鮮、そしてうまい。

照れ屋でぶっきらぼうだけど実は面倒見がいい地元の人たち。

サラリーマンから事業主へ人生を転換させる機会があった時。

ホームタウンとして真っ先に浮かんだのが網走でした。

移住後の自分をイメージしてみる。パートナーがいる人は一緒にね

・移住先でどんな生活がしたいのか?

・どんな仕事をするのか?

・5年後はどうなっているか?

・10年後はどうなっているか?

それらがイメージできた時、移住の第一歩が始まるのかもしれないです。

 

そして、パートナーや家族がいる人は必ずみんなで一緒に考える。

必ずパートナーや家族と一緒に考える

大事なことなので二回言いました。

一緒に移住する人がいるということは、その人の人生も変えてしまうこと。

これを肝に銘じてください。

 

リタイア後にいきなり移住計画を勝手に進め、家族関係が崩れた。

誰も賛同してくれず一人で移住したけど、身の回りを自分一人でするのがしんどくて帰った。

こんなおじさま、めっちゃいます。まじで。

家族持ちが独断で移住。ダメ、絶対。

 

移住する人全員が楽しく移住計画を考えられるようになったら

移住決定!となる前にやることがあります。

それが候補地えらび。

 

移住候補地は複数ピックアップしよう

これ、意外とできていない人が多いです。

最初から一つの場所にあこがれ、いきなり移住。

 

皆さん引っ越しで物件を探すとき、最初から一か所に絞りますか?

そんなことはないはずです。

移住するなら今より環境や条件が良い所に行きたいですよね。

先ほどの移住後の自分のイメージができたら、それにあった場所はどこなのか?

今まで行った場所、まだ行ったことはないが興味のある場所をいくつか挙げてみましょう。

 

移住候補地には必ず早めに行こう

いやそりゃそうだろ!

と突っ込みをいただきそうですが、自分の移住計画のどの段階で行くのかが大事。

移住するぞ!と決めてから、候補地を絞ってからでは遅いです。

なぜか?

それはすでに移住(環境変化)が目的になっているから。

やっぱり移住はやめよう、という選択肢がなくなっているんですよね。

 

候補地をまわって、どこもピンとこなかったら

「今回のタイミングでの移住はやめよう」

という判断ができる段階での訪問をおすすめします。

その方が候補地で感じた小さな不便や不満に気づくことができます。

 

「移住すること」を決心していると小さな不便や不満を見落とす。

もしくは見なかったことにする。

これは移住失敗のあるあるです。

もし候補地をまわった中で「ここがいい!」となったら次の段階へ

移住候補地の情報を集めよう

まずは候補地の役場のホームページへ。

このホームページの訪問で、移住先の住みやすさがある程度わかります。

 

こんなホームページだったら注意。

・更新が少なく情報が古い。

・人口や歴史、市の財政などの情報だけで住民向けの情報が少ない。

・問い合わせ先や相談窓口の案内がない。

 

逆にホームページに以下の情報があると移住しやすい場所かも。

・移住情報ページがある(体験移住、移住促進事業)

・医療情報やイベント情報、求人情報など、その場所を知らない人向けの情報が充実している。

・相談窓口や問い合わせメールがあり、連絡がとりやすい。

 

その他参考になりそうなのは

・不動産関係(家賃相場がわかる)

・その土地のスーパーのチラシ(物価の目安)

・SNS、YouTubeなどで移住希望地のPRをしている人(移住の先輩)

 

=重要=

・検索で「移住失敗 〇〇(←移住候補地)」と入力するとその土地で移住に失敗した人の情報が見られることがあります。

貴重な情報なので見る価値あり。

せっかく移住したいのにこんな情報萎えるなぁ・・・と感じたら危険。

すでに移住が目的になって冷静な判断ができなくなっているかもしれません。

 

プチ移住体験や長期滞在支援制度を上手に利用しよう

自治体によっては移住促進プランとして、移住体験や長期滞在支援を行っています。

ぜひ活用してみてください。

 

最後に

ネットで検索すると成功例も失敗例もたくさん見つけることができます。

私も移住者の一人です。

網走が好きで住んでいます。

ですから今の生活に不満はありません。

 

一方で網走に移住したものの、「こんなはずじゃなかった」

と転出される方もいます。

それらすべてを「自分のせいだ」と責めるつもりは一切ありません。

相性は住んでみないとわからないこともあります。

 

でも集められる事前情報はネットでも現地でもできるだけ自分で集める。

それが大事ですね。

移住は時間もお金もかかります。

移住失敗が少しでもなくなりますように。

 

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